2008年8月21日木曜日

妻が女児出産、入院中 自宅で夫刺殺される

 ニュースを前に書く、いわゆる逆三角形が新聞記事の約束。どこまで使うかは編集者の裁量だが、第三段落をボツる人はたぶんいない。

  23日午前9時50分ごろ、東京都葛飾区新宿、アパート102号室で、同室の会社員(25)が胸を刺されて死んでいるのを、訪ねてきた親類が見つけた。警視庁捜査一課と亀有署は殺人事件と断定,特捜本部を設置した。
 
 調べによると、会社員は左胸を正面から数カ所刺され,布団の上にうつぶせになって倒れていた。顔に白いタオルがかぶせられ,ネクタイは着けたままだった。部屋には空になった財布が放置され、家具の引き出しなどを物色した跡もあった。しかし、同本部では争った跡がないことなどから、顔見知りの犯行の可能性もあると見ている。

 会社員は妻(24)と2人暮らしで、妻は20日に長女を出産して入院中。長女の名前は24日に決めることになっており、机の上に残された紙には、会社員らしい筆跡で、女の子の名前が幾つも書かれてあった。

0 件のコメント:

 
tracker