2008年9月26日金曜日

書きやすさと嘘

ジョークを扱う記事に遊び心がないと「洒落の分からない奴」ということになるが、遊びすぎると「英語が分からない奴」ということになる。オリジナルはIt is not a Japanese machinery, no?

 【ニューヨーク25日共同】麻生太郎首相は25日午後(日本時間26日朝)、国連本部で開催中の国連総会一般討論で「きのう首相に選ばれたばかりです」と英語で冒頭のあいさつをした上で演説し、国際舞台で首相としての第1声を上げた。

 その後は日本語で10数分間、演説原稿を読み上げ。途中、通訳機の音声の具合が悪くなるトラブルがあったが、首相はすかさず英語で「これは日本製の機械ではありませんから」とジョークを挟み、会場から笑いを誘っていた。

【ニューヨーク25日時事】麻生太郎首相が25日に国連総会で行った一般討論演説で、同時通訳の回線がつながらず、首相の日本語音声のみが4分間流れた後、最初から演説をやり直すハプニングがあった。
 首相は冒頭、英語で「きのう指名されたばかりの新品の首相です」とあいさつして会場の笑いを誘った後、日本語に切り替えた。しかし、同時通訳のイヤホンや館内放送では、通訳の英語音声が流れず、会場がざわついた。 
 途中で演説を遮られ、状況を耳打ちされた首相は笑いながら、「(不具合を起こしたのは)日本の機械じゃないですよね」と英語でジョークを飛ばし、「最初からやります」と言って拍手を受けた。

【ニューヨーク=加藤淳(読売)】麻生首相が25日夕(日本時間26日朝)に国連総会で行った一般討論演説の途中で通訳機器が故障し、冒頭からやり直すハプニングがあった。

 首相は「24時間余り前に日本の首相として指名を受けたばかりだ」と英語のあいさつで演説を始め、その後は日本語に切り替えた。ところが、同時通訳の音声が流れなかった。

 約5分ほど進んだところで高須幸雄・国連大使が壇上に駆け寄り、機器の故障を耳打ちすると、首相はすかさず英語で、「メード・イン・ジャパンじゃないからこうなる」。会場は大きな笑いと拍手に包まれ、終了後には何人かの出席者が「いい演説だった」と首相を祝福した。
演説のやり直しに苦笑いする麻生さん=清水健司撮影

 就任直後の慌ただしさの中で「外交デビュー」を強いられた首相だが、外相経験もあるだけに、場慣れしたところを示した。

 【日経】「この機械は日本製じゃないな」。麻生太郎首相が25日に国連総会で一般討論演説した際、通訳の機械がうまく機能せず、演説の途中で最初から読み直すハプニングがあった。機転をきかせた首相はジェスチャーとともに通訳の機械について英語でジョークをとばし、会場の笑いを誘った。

 首相は演説の冒頭で「昨日、首相に指名されたばかりのbrand newだ」と英語で就任早々駆けつけたことを説明。その後、日本語に切り替えて演説を約5分間続けたが、会場内の通訳の機械からは英語が流れず、議長から促されて異例の読み直しとなった。(ニューヨーク=中山真)

 【毎日】麻生太郎首相は外交デビューの場となった25日夕(日本時間26日未明)の国連総会演説で、通訳の機械の不具合に見舞われたもののジョークで切り返す余裕を見せた。

 演説を始めて約3分後、壇上の首相に国連職員が近づいた。機械の不具合によって演説を聞くことができない人がいたため、最初からやり直してほしいという依頼だった。

 これに対し、首相は「日本の機械じゃないよね」とマイクに向かって発言し、会場の大爆笑を誘った。それまでは硬い表情が目立った首相。これでリラックスしたのか、「2回目」の演説は身ぶりを交えながら軽快にしゃべった。【ニューヨーク西田進一郎】

0 件のコメント:

 
tracker